活動報告
    Home   >   活動報告   >   H20.6.05 高橋知事と伊東市長を招き懇談会を開催

     高橋知事と伊東市長を招き懇談会を開催
 高速道路の重要性を確認


日時 :  平成20年6月5日(火曜日)

場所 : 釧路市交流プラザ「さいわい」

内容 :   6月5日に高橋はるみ知事と伊東良孝釧路市長をパネリストに迎え「釧路のまちづくり懇談会2008」を釧路市交流プラザさいわいで開催、約150人を前に高速道路や港を軸にした地域発展について意見を交わしました。

パネリスト
北海道知事 高橋はるみ
釧路市長 伊東良孝
阿寒グランドホテル社長 大西雅之
釧路国際交流協会会長 天方智順
釧路食糧備蓄基地研究会事務局 畑由規子
コーディネーター
当会座長 釧路ITクラスター推進協会会長 宮田昌利


・高橋知事は、高速道路の整備で人や物が道央に集中することを懸念する声があることに「逆に道央圏の富を、釧路に引き込む方策を完成までに考えてほしい」と釧根地域の取り組みに期待感を示されました。更に、道東は道内でも重要な自然景観や観光資源を抱え、釧路はその中心都市であり、林業、酪農、水産業、食品加工業、紙などの製造業が盛んで、観光業ではJTBから全国一の表彰を受けた宿がある。多様な産業を一歩ずつ高度化していくことが北海道の立場からも大変重要、と述べられ、農商工の連携や交通ネットワーク整備の重要性を強調されました。

・伊東市長は、道横断自動車道の本別−釧路間の着工までの経緯を説明、トマム−夕張間開通からこの間がごく短い期間で開通できないものかと提案、道路特定財源が一般財源化されても、道東の道路整備の優先度が高いことは変わらないことを強調されました。更に、計画にある釧路市鶴野と釧路町別保原野のほかに、釧路空港から降りてすぐの道道山花鶴丘線交点の釧路市新野にICが出来ないかを釧路開建にお願いしていることと、釧路市大規模運動公園のICも実現に向けて動いているとの報告がありました。

・大西社長は、道東の観光客が減少している現状から「高速道路が地方を活性化する血流になる」と訴え、2000年の航空法改正以降、道東の観光客が年々減少を続けている現状を訴え、新しく国の機関として北海道観光振興機構が出来たが、地域でも戦略をもてる組織が必要」と提言がありました。

・畑氏は、東北海道全体の玄関口としての釧路港の活用策を考えていく必要性を説き、食料供給基地として全国や世界に貢献するために釧根、十勝、オホーツクとのネットワーク強化を図る道路整備の必要性を求めました。










©2004-2008 釧路圏まちとくらしネットワークフォーラム