活動報告
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    12月例会を開催
 釧路市の佐藤高速道整備推進主幹を招き、意見交換会を開催


日時 :  平成21年12月21日(月曜日)

場所 : 釧路キャッスルホテル

内容 :  さる12月21日、釧路根室圏まちとくらしネットワークフォーラムは、12月例会において11月9日に開催されました「釧路地域高速道路整備戦略懇話会(以下懇談会)」(代表:釧路市長蝦名大也 座長:釧路公立大学学長小磯修二)の内容について事務局を担当された釧路市高速道整備推進主幹の佐藤隆一氏をゲストにお招きし当日の懇話会の内容をレクチュアして頂きその後、意見交換会を開催致しました。

 冒頭、宮田座長は「8月末に行われた政権交代により、陳情のスタイルが変化しました。我々も暗中模索の状態です。しかし、たとえフレームが変わったとしても地域の声は不変だと思う。
 新政権はマニフェストに照らして国の予算を見直している。本別〜釧路間も平成30年中葉の開通見通しと巷間、ささやかれています。
 九州・四国・中国3県を足した面積に匹敵する北海道が、高速ネットワークの整備が遅れると北海道効果を発揮できなくなってしまう。 そして日本の中において食料・観光など超A級の資源を抱える釧根地域のインフラ整備を整えなければ釧根地域のポテンシャルは高められない。 今後も引き続き政府に対し地方の実情(インフラ整備の遅れ等々)を国に訴えて参りたい。 但し政権が変わったわけなので従来の陳情・要望という形態ではなく、ネーミングから変えて新しい言葉で活動して参りましょう。」と提案しました。

 ゲストの佐藤隆一釧路市高速道整備推進主幹からは「本別〜釧路間は今年度現在、新直轄方式により順調に進行している。しかし政権交代以降、当懇話会は民主党のマニフェストと我々の道東道推進の活動との間に若干齟齬を感じ、緊急に開催した。
 新政権の概算要求を基準にシュミレーションすると、本別〜釧路間の完成年度は当初の、平成20年度末開通予定が、平成30年度中期以降と試算される。」と、早期供用に対して懸念を指摘し、「現在の新政権の動きが早いので懇話会の活動も悠長なことを言っていられない。当初最低2〜3回開催予定ではあったが1回で即結論を出させて頂いた。今後は、民主党さんの一定のルールの中でどのように我々懇話会の要望を伝えていくかがポイントです。」と報告されました。

 意見交換会では、先日12月16日首相官邸で行われた政府と民主党との重点要望・意見交換会の話題に触れ、党の提案18項目の内「高速道路の整備」について議論になりました。

(1)新直轄事業を取りやめる
(2)高速道路整備については高速道路会社に一本化
(3)地方が高速道路建設を可能となるよう国の支援策を22年6月を目途とし成案を得る。

 これらについて会員から、
・採算ベースに乗りにくい路線(特に北海道)は最終的に切り捨てられないか?
・平成15年以前の小泉政権の道路公団民営化論争の頃に議論が逆戻りしないだろうか?
・新政権の地方に対する赤字補填等々の支援措置は十分期待できると思う。地方自治体が計画路線をリスクを先取して、自ら建設していく自主的な提案も必要かもしれない。
 など様々な意見が挙がりました。
















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