※	平成２４年度総会及び例会を開催

日時　：	平成２４年７月３１日（火）
場所　：	釧路キャッスルホテル
内容　：	釧路市副市長　小松　正明氏にゲストとして出席して頂き「道東における近世ロシア 外交史概観」をテーマに講演して頂きました。 釧根地域は発想がどうしても東京・札幌の視点で見て「道路が結ばれない、結ばれな い」と一辺例の要望に感じ、辺境という位置づけから抜けられないでいる。 ２００〜３００年前の明治開拓史以前の北海道が蝦夷だった頃の史実を思い出すべき 当時ロシア人が蝦夷地に南下した際のアイヌ先住民族との対応、江戸幕府との融和の 経緯を説明、田村意次・最上徳内・近藤重蔵・高田屋嘉兵衛ら幕臣、探検家、移住者 の促進と海産物の生産性向上に尽くし蝦夷地の開発計画と交易を進める。 ロシアの南下に対する危機感から蝦夷地の天領化北方警備の取組へと進展した。 近世の北海道の歴史と位置づけについて語られ「国境とは何か、国と接するとはどう 言う事か」を問題提起された。