活動報告
    Home   >   活動報告   >   H17.3.19 高速道路活用シンポジウム「道が拓く東北海道の未来」/横断自動車道着工を祝う交流会

     高速道路活用シンポジウム「道が拓く東北海道の未来」

日時 : 平成17年3月19日(土)
場所 : 釧路全日空ホテル
内容 : 地域の長年の懸案だった道横断自動車道の本別−釧路間の着工式が白糠町で行われました。




基調講演


東京大学名誉教授 森地  茂 氏
●整備効果を生活実感として明らかにする議論も促し地域の個性と組み合わせた地域づくりの演出が必要。
●日本の中でも北海道はその気象条件や景観など有利な異質がありアジアの宝を目指すことは地域づくりのコンセプトになる。
●民の誇りと意識改革を持ってトライして欲しい。
●東北海道らしい異質性を発揮していくことが横断道活用のヒントになる。
パネルディスカッション
コーディネーター:
田村  亨
室蘭工業大学教授
パネリスト:
碓氷ミナ子 根室観光協会会長
パネリスト:
大西 雅之
阿寒グランドホテル代表取締役社長
パネリスト:
小磯 修二
釧路公立大教授
コメンテーター: 森地  茂 東京大学名誉教授
コメンテーター: 佐藤 信秋 国土交通省技官

阿寒グランドホテル代表取締役社長 大西 雅之 氏
「自然に配慮した高速道路を望む」
●釧路空港の国際化とともに、千歳空港からの観光客誘致のパイプとしての横断道に期待したい。
●観光は空港、港を含め玄関口の広がりが生命線で、横断道が道央圏との大動脈になる。
●その横断道から先に向かって道内屈指のシーニックバイウェイとなる、魅力ある沿道景観づくりも重要。

根室観光連盟会長 碓氷ミナ子 氏
「高速道路をいかに活用すべきか」

●以前は根室のサンマは空輸便で空を飛んでいたが、道路網の整備で、陸送で全国に届けられるようになった。
●本線の先、支線の道路整備も重要であること考えてほしい。
●釧路までの着工が、根室まで高規格道路が延びる”元年”に。

釧路公立大学教授 小磯 修二 氏
「観光を意識した都市づくり」

●多くの市民が自然環境との共生、ゆとりある道づくりを望んでいる。
●他地域にない高速道路を作り、この地域らしい道路整備が地域の付加価値を高める。

東京大学名誉教授 森地  茂 氏
●開通がもたらす時間短縮の影響は大きく、初期段階では観光客は増加する。
●一過性で終わらない様な案を今から議論しておく必要がある。

国土交通省技官 佐藤 信秋 氏
●ハードとソフトの連携で取り組みたい。
●国土交通省は美しい国づくりの施策として、景観3法を国会に提出した。
●21世紀の道路は自然にとけ込むもの、ジャマにならない物として残していくことが大事。

室蘭工業大学教授 田村  亨 氏
●北海道発のシーニックバイウェイが全国区になろうとしている。もう一歩高めるチャンスだ。
●着工を機に、釧根から世界に誇る自然、景観、人づくりの発信をしてほしい。
●地域づくりは、楽しく取り組むこと。





宮田座長 高速道路活用シンポジウム「道が拓く東北海道の未来」 で「釧路圏みちとくらしネットワークフォーラム」を紹介しました。





     横断自動車道着工を祝う交流会

日時 :  平成17年3月19日(土)
場所 :  釧路キャッスルホテル
内容 :  着工式とシンポジウムが終わった後、「釧路圏みちとくらしネットワークフォーラム」が主催して、横断自動車道の着工に向けて汗を流した地元の関係者、行政の幹部、フォーラムの仲間らが着工を祝い交流会を開催しました。





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