※	平成２６年度　８月例会

日時　：	平成26年8月25日（月）16：00～17：30
場所　：	釧路キャッスルホテル　1階　海の間
講師　：	北海道開発局　事業振興部　調整官　高橋　渡
テーマ　：	「釧根地域の将来に向けて」
内容　：	「現在、世界の人口が70億人を突破したが、アメリカは平成13年に起きた9.11 アメリカ同時多発テロ及び中東の撤退によりグローバルガバナンスが喪失した。 2050年には世界の人口が93億人と予想され、食とエネルギーの取り合いになる。 現在、アジアのＧＤＰが世界の25％超だが、2040年には50％超になると言われている。 北海道に目を向けると、2003（Ｈ15）年、道内の出生数と死亡数が逆転した。 そして、2035年には人口430万人に減少し、産業構造のひずみと財政基盤の弱体化により、公共施設が残せなくなることが危惧されている。 釧路の人口の8割が札幌へ流出するという厳しいシュミレーションもある。 いずれ北海道内で、食料を増産しないと日本は行き詰まる。 地域のブランド力は日本がトップクラス。しかし、食品工業の付加価値率は北海道は45位（1位は滋賀）なので、この指標を高めていくべきである。」 また、高橋氏は北方領土にも2回ビザなし交流で参加された経験を踏まえ、「国後、択捉、この2島のキャパシティは高い。知床国立公園、和琴半島に生息する絶滅危惧種が、 北方四島には数多く生息していてる」と、豊富な生物環境について注目していた。と講和した。

「釧根地域の将来に向けて」をテーマとし講演を行う 北海道開発局　事業振興部　高橋 渡 調整官