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     令和4年度12月例会

   
日時 : 令和4年12月12日(月)18:00〜19:30
場所 : 釧路センチュリーキャッスルホテル 3階 鳳の間
テーマ : 「道東地域の将来に向けて」
内容 :

令和4年10月にまちくら主催で行ったヤマガタデザイン視察報告を釧路商工会議所 事務局長 清水 政秀氏より説明して頂いた後、弟子屈町地域おこし協力隊 川上 椋輔氏(元UHB北海道文化放送アナウンサー)経済産業省 北海道経済産業局 企画調査課 総括係員 河面 真平氏(釧路市役所から出向)の2名をお招きし、「道東地域の将来に向けて」をテーマに講演が行われた。

川上氏は、自身が地域おこしを行う弟子屈町を事例に「地域の人が、地域の現状・魅力を知らない」という状況をチャンスと話し、近年、増加傾向にある「自身のスキルを活かし、地域を盛り上げたい」と考える若手移住者を「風の人」、地域事業者を「土の人」と表現し、その2者のマッチングの流れをつくる存在として「風土コーディネーター」という言葉を提言し、今後「風土コーディネーター」が地域の潤滑油として活動し、官民・所管外一体となって隔たりなく連携していくことが重要と述べた。

河面氏は、官民連携について、「財政の逼迫、人口減少、地域住民の価値観が多様化する中で、行政だけでは解決できない課題が増えている」と話し、一方で、「新技術など、解決の仕組をつくることで、ビジネス化を目指す企業や個人が増加傾向にあるように感じる」とし、コワーキングスペースやビジネスサポートセンター等といった環境づくりだけで留まらず、官民連携をやりたいと思ってくれるような人材を行政側でも育てていく必要があると述べた。


「道東地域の将来に向けて」と題し講演を行う
講師 弟子屈町地域おこし協力隊 川上 椋輔 氏
    (元UHB北海道文化放送アナウンサー) 
    
「道東地域の将来に向けて」と題し講演を行う
  講師 経済産業省 北海道経済産業局
  企画調査課 総括係員 河面 真平 氏
            (釧路市役所から出向)

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