活動報告
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     令和5年度8月例会

   
日時 : 令和5年8月21日(月)17:00〜18:30
場所 : 釧路センチュリーキャッスルホテル 1階 海の間
講師 : 一般社団法人 北海道開発技術センター dec 理事長 倉内 公嘉 氏
テーマ : 「釧根、北海道の魅力について」
内容 :

北海道の人口増加を示しながら、道内のインフラ整備、人口変動の推移を説明し、北海道の戦前の道路が馬車中心に開拓され、1952年(S27年)米軍の要請により整備された弾丸道路の経緯を紹介した。

また、道内の人口動態について「札幌だけ人口が増加し、都市機能も札幌に集中している。地方の中核市も同じ図式。」と指摘。「今後は釧路からの2次交通の展開が必要」と話した。

その後、観光客の公共交通機関の利用状況などについて説明し、北海道観光の構造的課題として、観光入込の道央圏への集中を挙げ、地域経済の活性化のため、道内各地へ観光入込の分散が必要とし、自動車を使わず、サイクリングやカヌー、路線バスやJRを利用した、移動そのものをアクティビティとして楽しむツアー「知床ねむろ北太平洋シーニックバイウェイ」、広大な牧草地や乳牛、地平線など、北海道らしい大自然の中を一直線に貫く「中標津ミルクロード」等を事例に、これらを周辺観光資源とのパッケージ化により、観光客に地域の魅力を伝える場として活かせればと提言した。

「まちづくりとは、そのまちのことを知って、まちを愛し、その人たちを増やして、まちを良くするための具体的な活動や取組を行うこと。地域の方とうまく付き合って、長い目で考えなければならない」と考えを示した。



「釧根、北海道の魅力について」と題して講演を行う
一般社団法人 北海道開発技術センター dec 理事長 倉内 公嘉 氏
    

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