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     「北大大学院生 演習IN釧路」を開催


日時 :  平成23年2月25日(土)

場所 : 釧路キャッスルホテル

内容 :  北大大学院生8名による釧路市の都市計画・中心市街地活性化案のプレゼンが開催され
た。彼らが1月17日に来釧した際、関係者との中間報告会を開催しましたが、今回の
演習は最終のプレゼンとなり一般市民にも公開された。
演習終了後、学生達と共に釧路市庁舎へ赴き、蝦名市長を表敬訪問し演習の結果を報告
した。今回のゼミについては釧路地方の林業と水産という釧路地方発展の礎をモチーフ
にした若い学生さんの自由な発想による提言を拝聴した。
お金に代えられない貴重なアイディアを得られた、市の都市計画にとってある種の刺激
になったと思う。今後の街づくりに生かして行きたい。
■主な内容
@幣舞橋まで特急を引き込み駅舎をMOOの隣に設置し「釧路幣舞駅」とする。従来の
釧路駅だと釧路らしさを感じる「港町感」を醸し出していない。
A末広町エリアの客積率を引き下げ川に面した低層の飲食店ゾーンを形成し川を感じて
飲食でき親水酒場を展開していく。
B大町エリアには、釧路川を眺められるよう段差状の住環境ゾーンとしグループホーム
、住宅等を配置する。
C北大通北部には人口減により空き地が増加し街が空洞化している点を踏まえ植林をす
ることで森林エリアを形成して防災機能を備える。中心市街地に環境系の大学を誘致し
賑わいを喚起していく。
DMOO隣の耐震バースエリアは芸術館を核としたパブリックアートや釧路の歴史・文
化を誇る文化ゾーン(広場)とする。
最後に学生さんは市街地を流れる釧路川を観光資源として十分生かし切っていないと指
摘、釧路は往年の生業が作っていた風景の姿が消え釧路を感じる残り香が感じられなく
なっている。港湾と市街地が分離されてしまった点も寂しい。釧路川河口に釧路らしさ
を感じる風景が溢れている点に着目し港町感を全面に出していくべきと提言し川や港と
いう釧路の特徴的景観に注目されていた。





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