活動報告
    Home   >   活動報告   >   R4.6.27 令和4年度総会及び講演会

     令和4年度総会及び講演会

   
日時 : 令和4年6月24日(金)17:00〜18:30
場所 : 釧路センチュリーキャッスルホテル 3階 孔雀の間
内容 :

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった総会では過去3年分の事業報告に加え、今年度の予算案と事業計画案を承認した。 講演会では、北海道開発局 釧路開発建設部長 井上 勝伸氏、釧路市長 蝦名大也氏、釧路ビジネスサポートセンター長 澄川 誠治氏の3名から「これからの地域開発について」と題し、ご講演いただいた。

井上氏は、釧路地域の道路事業について触れ、高規格幹線道路の整備状況や北海道横断自動車道(本別〜釧路、尾幌糸魚沢道路、)に期待される整備効果、阿寒IC開通による整備効果について講話した。高規格幹線道路が直通する事で地元の社会活動、文化活動、生活図式が一変する実例があるならば地元の声を知らせて頂きたいと会員に呼び掛けられた。

蝦名氏は、市が名乗り上げたデータセンター誘致について説明した。欧州からアジアへの光海底ケーブルが北米経由で布設される場合、バルクと同じく、日本で最も地理的に近いのは釧路と指摘し、陸揚げ拠点として優位性を強調した。冷涼な気候を生かして日本製紙工場跡地(80ha)へ関連施設やデータセンター、ペットボトル再生工場誘致も視野に入れていることを明かした。

澄川氏は、「20年後に向けての都市計画」としての私見を述べられ、北大通活性化のアイデアを展開した。人口規模に応じた適正な床面積になるようダウンサイジング型再開発で不動産価値の下落を防止し、住居系施設を少しずつ、まちなか居住に回帰する事や街の規模を小さくする事が昼間人口の増加につながると説いた。また、20年後、全国の専門学校の激減が予想される中、釧路公立大学に水産学部を新設し、特色を出していく必要性を述べられるなど、20代、30代の若い人達が地元を離れない街を提言された。


「これからの地域開発について」と題し講演を行う
講師 北海道開発局釧路開発建設部長 井上勝伸氏
「これからの地域開発について」と題し講演を行う
講師 釧路市長 蝦名大也氏

「これからの地域開発について」と題し講演を行う
講師 釧路ビジネスサポートセンター長 澄川誠治氏

©2004 釧路圏まちとくらしネットワークフォーラム